大根の種類
青首(あおくび)大根
全国各地で栽培され、現在大根の主流品種となっています。「宮重大根」の改良品種「対病総太り」という種類で、上から下まで太さがほぼ同じです。水分が多く柔らかく、しかも煮崩れしにくく、おろしにしても辛みが少ない他と比べて際立った甘みが特徴です。1本で首の部分はサラダなどに、真ん中はふろふき大根などの煮物に、しっぽの方はおろしにと、使い分けられる大根です。
三浦大根
大正年間に、地大根と練馬種を交配改良したもので、かつてはおでん屋の大根といえば三浦大根であり、味覚に富んでいるため、今でもおでん屋さんや料理屋さんで使用されています。
聖護院(しょうごいん)大根
京都市左京区聖護院で、京都に古くからあった丸形の大根と、尾張の国の長大根(宮重大根)とが交雑してできた長円形の大根です。10~11月に収穫の秋大根に属していて、肉質の柔らかさ、豊富な甘み、水分が多くて繊維が少ない、という特質を備えて、煮物や漬物にうってつけの素材です。伝統的な京野菜で、「千枚漬け」が有名。
美濃早生(みのわせ)大根
夏大根の代表ともいわれてます。生産される時期も長く、3月~10月まで「春まき美濃」、「黒葉美濃」、「美濃つまり」など、品種も数10種に及ぶものが出回っています。播種してから50~60日で収穫できる上、外観もスマートで人気の品種です。 辛みがあって甘みが少なく、煮物に適しています。
練馬(ねりま)大根
尾張大根が原種とされますが、関東地方の土がむいているとされて、練馬地方で作り始められた大根です。大型で根の長さが70cmにもなり、葉が大きく広がっているのが特徴です。水分が少ないため、主にたくあん漬けなどの漬物にされます。現在は保存種として、少量が生産農家に委託栽培されているのがほとんどだそうです。
亀戸(かめいど)大根
東京の亀戸が特産でしたが、現在は江戸川区や葛飾区などで少量が作られる程度です。2月中旬から5月に出まわります。紡錘形の細長い小ぶりな大根です。 ほのかな香りと甘みがして、柔らかな葉といっしょに一夜漬けにすると美味しいです。亀戸駅前通に亀戸大根料理を食べさせるお店があります!
桜島(さくらじま)大根
世界最大の大根で鹿児島県桜島の特産物です。大きなものは20kgを超えます。やわらかく甘みがあって、煮崩れしにくい大根です。生で食べるほか、煮物、切干し、漬物など広く利用されます。粕漬けにした「薩摩漬け」が有名です。
守口(もりぐち)大根
もともとは大阪の守口で作られていて、現在は愛知県の特産物となっています。世界最長の大根で、長さが2m、根の太さは2cm程度、と非常に細長いのが特徴です。デパートなどのお歳暮コーナーで、「守口漬け」として、首の部分が青い紫色の細い大根がクルクルと入っている樽漬けを見かけます。
辛味(からみ)大根
長さが20㎝程度と小型の、おろし専用の大根です。そば、てんぷら、刺身などの薬味として生で使用します。最初はツンときて、やがて甘くなるのが特徴です。
源助(げんすけ)大根
石川で栽培されている種類で、辛みが少ないので煮物や漬物に使われます。金沢名物のだいこんずしが有名です。
ラディッシュ
直径2~3cmの球形で、赤玉がなじみ深いですが、白玉、赤長、白長などもあります。生食がほとんどで、カリッとした歯切れの良さが楽しめるため、彩りや付け合わせ、サラダによく利用されています。別名二十日大根とも呼ばれ、20日くらいで収穫できることからこの名前がつきました。10~3月頃が出回り期です。濃い緑色の、ピンとした葉っぱのついているものが良品です。直径2cm前後、直根が細くヒゲ根のすくないものを選びます。
出荷時期
春: 千葉県、青森県、茨城県産を中心に、4~6月に出回ります
夏:北海道、青森県、群馬県産を中心に、7~9月に出回ります
秋冬:千葉県、神奈川県、茨城県産を中心に、10~3月に出回ります
聖護院大根(しょうごいんだいこんまたは丸大根(まるだいこんです!
京都の聖護院というところで改良された丸い形の大根で、地元の人からは丸大根または淀大根と呼ばれて親しまれています。煮崩れしにくく、すぐ煮えるのと甘みがあるので調理しやすいらしいです。
12月18日撮影
レディサラダです!
レディサラダは、三浦大根と海外(アメリカやドイツなど)の大根を交配してできた大根です。表面が赤く見た目にも彩りが良い上、皮付きのまま召し上がれますのでサラダなど生食用にとても適しています。
1月8日撮影
辛味大根です!非常に辛味の強い大根で皮ごとおろしてそばの薬味などで使います。
京都の方では大晦日のそばにのせて食べる習慣があるそうです!?
1月18日撮影
ミニ大根です!二十日大根の一種で七草の「すずしろ」として使われるものです。
1月23日撮影
さくらんぼ大根(ラデッシュ市場での通称はラレシ)です!二十日大根の一種。 サラダによく使います。
1月12日撮影
紅芯大根(こうしんだいこん)です!!
梨みたいですが大根です(^Д^)ギャハかぶのように丸型で中が赤い大根です。
わずかな衝撃でヒビが入りやすいなど、栽培がとても難しくデリケートな野菜です。
葉付きのものは、葉をすぐに切り離して新聞紙に包んで冷蔵庫へ。葉はしおれやすいので、早めに下処理をした方が良いです。
加熱すると紅色が消えてしまうので、生のままサラダや浅漬けにするのがお薦めです。
1月17日撮影
紅芯大根(こうしんだいこん)切ってみました~この色鮮やかさは外観の見た目とは違いますね(^Д^)ギャハ
この大根はカービングという野菜を使った飾り彫りや、薄くスライスしてバラの花を作ったりされることもあるようです。
オイラだったら加熱すると紅色が消えるのを逆手にとって、バラの花を作り御椀にいれ、そこに後から熱々のダシを入れて変色を楽しむお雑煮とか作りたいですね~w
辛味大根です!
辛味大根には辛味595大根や辛吉大根など種類があり、辛吉大根は激辛といわれています。
1月31日撮影
上州辛み大根です!
辛みの強い大根で、水分が少なく、皮ごとおろすと、更に辛みが増します。
3月7日撮影
埼玉県産 葉付き大根です!
4月5日撮影
千葉県産 たかはな 大根です!
4月7日撮影
茨城県産 青首大根です!
4月9日撮影
茨城県産 牛久 女化 青首大根です!
5月5日撮影
千葉県産 だいこん です!
5月10日撮影
青森県産 ももいし 大根です!
5月27日撮影
青森県産 くふろうの里のやさい だいこん です!
6月10日撮影
青森県産 だいこん です!
6月10日撮影