(1) 切りミツバ(伏込三つ葉)
春に種子を蒔いてミツバの株を育てます。これを根株と呼びます。秋に掘り上げて貯蔵し、順次、溝やビニールハウスのムロに伏せ込んで、軟化します。伸長してくる萌芽(若い葉と茎)を、地ぎわで切り取り、収穫します。根を切り取って出荷しますので、これを「切りミツバ」と呼びます。別名を「伏込三つ葉」とも呼びます。香りは根ミツバに劣りますが、舌触りは断然、切り三つ葉です。
(2) 根ミツバ(露地三つ葉)
種蒔きから収穫まで、ズット畑で育て、根を付けたままで出荷するのが根ミツバです。すなわち、養成した根株を掘り上げずに畑に残しておき、春先、新芽の出て来る時、土を寄せ、軟化して収穫します。根を切り取らずに出荷しますので、「根ミツバ」と呼びます。根ミツバは最後まで畑で栽培するため、より野生種に近く、そのため香りが強いです。しかし、やや硬く、舌触りは切りミツバの方が優れています。別名、「露地三つ葉」とも言います。切りミツバと根ミツバは主として関東で利用されています。
(3) 青ミツバ(糸三つ葉)
関西では、関東の様な根株の養成を全く行わず、畑(短冊型の栽培床)に、種をビッシリ密に蒔き、発芽させ、育て、自己軟白させます。葉柄が20~25cmぐらいになった時、地ぎわから切り取り、収穫します。関東の切りミツバ、根ミツバに比べて、葉・葉柄とも緑色が濃く、青ミツバと呼ばれ、市場では「糸三つ葉」とも呼びます。また、「施設三つ葉」とも言います。
みつばです!セリ科の多年草。別名ミツバゼリなどとも呼びます。
アントシアニンを含む赤いミツバも存在します!
1月13日撮影
茨城産の切りみつばです!こちらはコセンの物になりますがFG(袋入り)の物よりも綺麗なものが多いと思います。
1月13日撮影
根みつばです!これは根が付いたままなので鮮度を保ちやすいです。
1月14日撮
静岡県浜松産 京丸 姫みつばです!
小さな物なので柔らかいのが特徴です。
使い切るのにちょうど良いパッケージのサイズです。
3月25日撮影
静岡産 糸みつばです!
3月26日撮影
茨城県産 天の川みつばです!
3月28日撮影
千葉県産 東庄 みつばです!
東庄産のみつばは、その生産量と品質の確かさによって、京浜市場では東庄ブランドとして最高位に位置付けられています。
3月28日撮影
埼玉県産 旭農 みつば です!
3月31日撮影
埼玉県産 小江戸みつばです!
4月7日撮影