ふきの下ごしらえ方法
「茎の部分の下ごしらえが大変そうで、家庭ではちょっと・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と簡単!です。
基本は①板ずりして、②茹でて、③水の中で皮をむく
用意するのはお鍋と塩だけ。たっぷりのお湯で茹でた方が良いけれど、少量を調理するなら味噌汁を作るような片手鍋でもOKです。(鍋が小さいと、ふきを短く切らなくてはならないので③の作業がちょっと大変になりますが。)
①鍋に入る長さに切ったふきの茎の部分に多めにお塩をかけて、まな板などの上で板ずり(塩をすりこむように、手の平でゴ~ロゴ~ロと転がすこと)します。
②お塩が付いたままのふきを沸騰したお湯に入れて茹でます。約5分が目安です。茹で上がったらお水に入れて冷まします。
③ 冷めたらお水の中で皮(筋)を剥きます。剥き終わったふきはお水の中で保存しましょう。
群馬県産 ふき です!
群馬県産のフキの出荷量は全国第2位です。中でも利根沼田は県内最大の産地です。
3月下旬から出荷
4月7日撮影
愛知県 知多産 ふきです!
東京の市場に入荷したふきの約7割が愛知県産。愛知県のふきは作型を組み合わせ、夏秋期でも少量ながら出回っていますが、春ふき(促成もの)が出回る2月~5月中旬までが、ふき本来の美味しさを味わえるシーズンです。
出荷時期 10月~5月
4月9日撮影
千葉県産 のぶき です!
4月16日撮影
群馬県産 きゃらふき です!
通常のふきに比べると、かなり細く短い状態になっていますので、ふきの佃煮を作るのに便利な物です。
5月5日撮影